Bureaucracyへの耐性

久しぶりに出張でアメリカに行き、留学時代の元クラスメートと話す機会があった。

アメリカ人の友人が在学中からよく言っていた言葉が、大組織のbureaucracyを避けたいということ。今回、DCやサンフランシスコで働く友人たちからも再び同じことを聞いた。新鮮だった。

日本人でそう言ったことをいう友人はあまりいない。大組織の理不尽をまるっと飲み込んで、ようやく一人前の社会人という感じだ。そんなことを言っても現実は変わらないのだし、大きな組織であればどこだって変わらないと悟っている。

日本人はbureaucracyへの耐性が高い。アメリカ人は著しく低い。Bureaucracyに耐えられない、という理由で辞める日本人はあまりいないと思うけど、そういうアメリカ人はたくさんいる。それだけアメリカのほうが選択肢が多いからでもある。

余談だけれど、留学時代の日本人の友人はほとんどが帰国しているのに対して、中国、インド、韓国、マレーシアといった国の友人は、しっかりとアメリカ社会でパーマネントの職を勝ち取り、生き残っている。ハングリーさが違うな。