あきらめる

人生はあきらめることの繰り返しだ。

でも、やってみないとあきらめられない。やるべきかどうか悩んでいるくらいなら、実際にやってみておもいを断ち切ることが有効だ。


失敗を積み重ねて、それでも最後まで諦められないものがある。結果が出るまで失敗し続けて、最後の最後に成功する。そういうものだと思う。

人事は難しい

面接で候補者がどんな人か見抜くことは簡単ではない。一度雇うと、合わないからと言ってキャンセルできないわけだから、真剣に見極めて、採用したら仲間として辛抱づよく働きかけ、コミュニケートしていかなければいけない。

仕事ができるかも当然大切だけれど、同じくらい大切なことは、チームプレーヤーとして、必要な時は自分の意見を抑えて貢献すること。こんなこと、当たり前だと思っていた。でも、誰もがそういうマインドセットを持っているわけではない。特に外資系企業の出身者は日系企業の出身者と意識が違う。どちらが良いというわけではないが。

中途採用者が多く、バックグラウンドが多様であれば、あうんの呼吸は期待できない。知らずしらずのうちに不満がたまる職員もいる。丁寧なコミュニケーションが必要だ。

人事は難しい。そして経営は難しい。誰にも言い訳できないから。

こころは答えを知っている

なぜかはすぐには説明できなくても、こころは答えを知っている。そういうことがある。

そんなとき、その答えに確信があるなら、なぜかを深く問い直すのではなく、その答えにしたがって動き始めるのが良いと思う。人生は短い。

仕事をつくる

世の中は混沌としていて、ほとんどが秩序だっていない。特に新しい分野であれば、カオスといっていい。だからこそ改善の余地はたくさんある。問題を一つひとつ解決していき、よりよいシステムを作り上げていけば、必ず対価は支払われるものだと思っている。

 

日本やヨーロッパのように、歴史のある土地の場合には、すでにシステムが出来上がっているように見える。でも本当はそんなことはなくて、改善の余地はいくらでもある。むしろ、固まってしまっているのは資金の流れと雇用の方だ。